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1517年10月31日。
ドイツの修道士、マルティン・ルターがヴィッテンベルク教会の扉に95ヶ条からなる質問状を掲示したことにより、中世ヨーロッパのローマ・カトリック教会に宗教改革運動が興りました。そしてルターがローマ・カトリック教会から破門されたことにより、改革運動家たちやそれに賛同する人々はローマ教会と袂を分かち、プロテスタント教会を形成しました。
それから500年。宗教改革によって起こされたこととその功績を覚えると共に、かつて引き裂かれた関係が、500年かけて和解のプロセスを歩んでいることにも心を留めて、この時を感謝します。
News
●【イベント】カトリック・ルーテル宗教改革500年共同記念(シンポジウム・共同記念礼拝)2017年11月23日。
当日の模様は、YouTubeでご覧いただけます。
https://www.youtube.com/watch?time_continue=16341&v=CkLUSYOPZoA
●【映像】ドキュメンタリー番組「リック・スティーブスと歩む ルターと宗教改革」(英語/日本語字幕付)がYouTubeにて公開されました。https://youtu.be/E_yKTF95sHI
●【イベント】音楽劇「マルティン・ルター」2017年10月31日(火)19:00開演(18:30開場)
日本福音ルーテル大分教会(大分市大手町2-3-25 TEL:097-535-1596/駐車場なし)
出演 江崎浩司(リコーダー他)、椎原三貴(キーボード)、坪内千恵美、アンサンブルブロックフレーテOITA、川添コーラス「奏」、野村陽一(賛助出演)。第1部 江崎浩司リサイタル「空飛ぶ笛」第2部 音楽劇「マルティン・ルター」(江崎浩司作)。問合せ/アンサンブルブロックフレーテOITA(主催)、日本福音ルーテル大分教会(野村)
●【イベント】楽劇「ルター」文楽とルネサンス・ダンスの邂逅。2017年10月29日(日)・第1回公演 14:30開場 15:00開演・第2回公演 17:30開場 18:00開演。入場料S席5,000円・A席4,000円・B席3,000円。会場 日本福音ルーテル大阪教会。http://luther2017.blogspot.jp/2017/09/blog-post_26.html
●【放送】NHKカルチャーラジオ 歴史再発見(NHKラジオ第2 毎週火曜 午後8時30分 | 再放送 毎週火曜 午前10時、http://www4.nhk.or.jp/P1927/)では、2017年10月3日より、日本福音ルーテル教会の江口再起牧師が講師を担当。全13回の講座。「ルターと宗教改革500年」テキストは、9/26発売開始(159ページ¥905+税)
●【イベント】日本ルター学会2017年度学術大会。宗教改革500周年の記念学術大会です。会員、非会員を問わず参加可能。2017年10月7日(土)13:00~17:00<基調講演>「宗教改革の意義~霊性神学からの考察~」講演:金子晴勇(聖学院大学名誉教授)。<シンポジウム>「宗教改革を多角的視点から考える」シンポジスト:阿部善彦、竹原創一、菱刈晃夫、鈴木昇司~宗教改革運動を15世紀の教会史の全体動向、エラスムス、メランヒトン、カステリョらの視点から~。参加無料。会場:日本福音ルーテル東京教会(新宿区大久保1-14-14)。お問い合わせ:ルーテル学院大学・神学校 ルター研究所 TEL.0422-31-4611
●【イベント】日本基督教学会第65回学術大会。2017年9月29日(金)~9月30日(土)。
主題「宗教改革とポスト近代(宗教改革500年を記念して)」。ルーテル学院大学。
●【出版】『カトリック生活』2017年10月号。特集「ルターとカトリック教会」。ドン・ボスコ社。200円。 https://jcg65gakujutsu.wixsite.com/mysite
●【出版】宗教改革三大文書 付「九五箇条の提題」 マルティン・ルター (著) 深井 智朗 (翻訳)が出版されました。講談社学術文庫。1,404円。
●【出版】日本福音ルーテル教会の徳善義和牧師による「ルターと賛美歌」が出版されました。『ルターと賛美歌』四六判 並製 250ページ、日本基督教団出版局、2,592円(税込)
http://bp-uccj.jp/publications/book/4818409712/
●【イベント】日本福音ルーテル教会・近畿福音ルーテル教会・西日本福音ルーテル教会 宗教改革500年記念プロジェクト準備委員会主催[宗教改革500年記念 ルーテル教会 合同聖餐礼拝]2017年7月17日(月/海の日)13:00〜16:00/会場 日本福音ルーテル 大阪教会
https://luther2017.blogspot.jp/2017/07/500.html
●【講演会】ムニブ・ユナン牧師来日記念講演会を2017年7月24日(月)16:00にカトリック麹町聖イグナチオ教会マリア聖堂にて開催。日本福音ルーテル教会とカトリック教会のエキュメニズム共同委員会が共催。http://luther2017.blogspot.jp/2017/07/blog-post.html
●【募集】ドイツブラウンシュヴァイク州教会宗教改革500年記念演奏会への15名の派遣隊員決定。
●【情報】日本福音ルーテル教会「宗教改革500年事業マンスリニュース」第6号を発行。
●【講座】NHK文化センター青山教室「ルターと宗教改革」(6回/8月23日〜10月11日)
講師/江口再起(ルーテル学院大学教授、ルター研究所副所長)
本講座は終了後10月から12月にかけて、NHKラジオ第2「カルチャーラジオ」で13回に分け
て放送される。ガイドブックは9月下旬に発売される予定。
●【講演会】同盟福音芥見キリスト教会「宗教改革500年記念連続講演会」を企画。
(2017年10月12日〜15日)
●【情報】キリスト教出版販売協会「これだけは読んでおきたい 宗教改革がわかる20冊」キャンペーン実施中。
●【集い】6月14日、広島にて宗教改革500年を共同で記念する祈りの集いが開催された。
●【情報】第19回 ルーテルこどもキャンプが8月8日〜10日にルーテル学院大学にて開催。
テーマ『君に届け、神さまの愛!〜ルターからの贈り物〜ルターってどいつだ?』
●【情報】宗教改革500年牧師ROCKS企画「ルター・ビアーカップ」発売。
●【情報】キリスト新聞社が公募した宗教改革をテーマにしたアナログゲームコンテストが終了。今秋発売予定。http://seisyodeasobo.wixsite.com/biblecollection
Topic
●2017年1月1日
ルーテル世界連盟とカトリック教会との共同声明
2016年10月31日にスウェーデンのルンド大聖堂にて開催された、ルーテル世界連盟とカトリック教会との宗教改革500年共同記念礼拝において、ルーテル世界連盟議長のユナン牧師とカトリック教会の教皇フランシスコがそれぞれ署名した「共同宣言」の日本語版を公表します。 http://luther2017.blogspot.jp/2016/11/20161031.html
●2017年1月1日
『義認の教理に関する共同宣言』重版
ルーテル教会とカトリック教会とが共に宗教改革500年を感謝するに至る歩みの中で、重要な節目となった「ルーテル教会・ローマカトリック教会 義認の教理に関する共同宣言」。1967年から始められた神学対話の蓄積によって生み出されました。
2004年に日本語版が出版されるタイミングにおいて、初めての合同礼拝も行われました。
しばらく在庫がないままとなっていましたが、この度、2016年10月31日に、本書が重版されました。
宗教改革500年推奨図書と合わせ、どうぞお手にとってお読みください。
『義認の教理に関する共同宣言』
ローマ・カトリック教会/ルーテル世界連盟/ルーテル/ローマ・カトリック共同委員会訳(教文館)http://www.kyobunkwan.co.jp/publishing/archives/18131
●2016年10月28日
ルーテル世界連盟・カトリック教会 宗教改革共同記念礼拝【共同の祈り】開催
ルーテル世界連盟とカトリック教会とが宗教改革500年を記念して、合同礼拝【共同の祈り】を開催します。
・2016年10月31日(月)22:30(日本時間)より、スウェーデンのルンドにて。
主題:「争いから交わりへ」
会場:ルンド大聖堂(スウェーデン/ルンド|ルーテル世界連盟誕生の地)
司式:教皇フランシスコ教皇(カトリック教会)、ムニブ・ユナン牧師(ルーテル世界連盟議長)、マルティン・ユンゲ牧師(ルーテル世界連盟事務局長)
https://www.youtube.com/watch?v=plkK6zNHP_0
●2016年6月月22日
ルターガーデンへの植樹
ドイツのヴィッテンベルクに整えられた「ルターガーデン」には数年に渡り世界のキリスト教会により、宗教改革500年記念植樹が行われています。
この程、2016年6月19日に、日本福音ルーテル教会の木が植えられました。
ルーテル世界連盟(LWF)の理事会が現地で開催中でもあり、浅野世界宣教主事だけではなく、LWFのムニブ・ユナン議長をはじめ、多くの方がそこに立ち会い、またルターによる賛美歌を用いて賛美が献げられました。
https://www.facebook.com/jelc.mission/posts/483043008551347
●2016年6月14日
ドイツフェスタを開催
日本キリスト教協議会の日独協議会のために来日された、ドイツ福音主義教会の宗教改革500年記念事業特命大使であるマルゴット・ケースマン師をお迎えし、東教区と共催して4月24日に開催した宗教改革500年プレイベント「ドイツフェスタ」について、クリスチャントゥディが記事として詳細にまとめてくださいました。http://www.christiantoday.co.jp/articles/21100/20160608/7th-japan-germany-church-council-deutschlandfest.htm
●2016年2月22日
ルーテル・カトリック合同記念事業
ルーテル世界連盟(LWF)とヴァチカンが宗教改革500年を覚えて、ルーテル・カトリック合同記念事業を、2016年10月31日に行なうと正式に発表されました。
カトリック教会の代表は、ローマ教皇フランシスコ、LWFの代表は総会議長ムニブ・ユナンと事務局長マーティン・ユンゲ。双方の共催として執り行われます。
記念事業のひとつ、合同記念礼拝は、10月31日にスウェーデンのルンドで行われ、ストックホルムのカトリック教会とスウェーデンのルーテル教会が共同で担当します。
過去50年に及ぶ両者の対話から実った1999年の「義認に関する共同宣言」、2013年の「争いから交わりへ」が、今回の記念行事の神学的基盤になっています。
また、ルンドでの合同記念礼拝は、両者が今年早々、共同で編纂した『Common Prayer』(共同の祈り)を基にして行われます。他のプロテスタント教会代表者も招待する予定です。
礼拝後には、マルメという町のスタジアムでパブリックイベントが行われる予定です。
●2015年10月16日
「ユネスコ記憶遺産」にルターの文書が登録される
ユネスコによって登録される世界遺産のひとつ、「ユネスコ記憶遺産」の2015年の登録遺産47件が発表されました。
その中に、「Documents representing the beginning and the early development of the Reformation initiated by Martin Luther」(マルティン・ルターによる宗教改革の開始と初期の発展を示すドキュメント)が登録されました。95か条の 提題を含む文書です。
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Luther Rose
「これは、私の神学の目印です。第一は十字架です。それは、自然の色をした心臓の中に黒く描かれています。これによって私たちは自ら、十字架につけられた方を信じる信仰が私たちを救うことを思い起こしたいのです。なぜなら、人が心から信じるならば、義とされるからです。これが黒い十字架であるというのは、死のしるしであり、痛みを与えるからです。しかし、心臓が自然の色をしているのは、本性がだめなのではありません。十字架は殺すためではなく、生かすためにあります。義人は信仰によって、それも十字架につけられた方を信じる信仰によって生きるのです。この心臓は白いバラの真ん中にあります。信仰は喜びと慰めと平和を与えることを示しています。それはこの世が与える平和や喜びとはちがいます。だから、バラは赤くなく、白なのです。白は霊と天使の色だからです。このバラは空色の地の中にあります。霊と信仰における喜びは、やがて到来する天の喜びの始まりです。今すでにその喜びの中に招かれており、希望によって与えられているが、まだ完全には明かにされていません。その地のまわりには金色の輪があります。それは、救いが天では永遠に続くことを示しています。金は最高の、高価な金属だからです」。(1530年、ルターの手紙)
Study
宗教改革を学ぶ
マルティン・ルター ーことばに生きた改革者
徳善義和著
岩波新書
JELC宗教改革500年推奨図書
エンキリディオン小教理問答
マルティン・ルター著 ルター研究所訳
リトン
JELC宗教改革500年推奨図書
争いから交わりへ
2017年に宗教改革を共同で記念する
ルーテル教会とカトリック教会
教文館
アウグスブルク信仰告白
フィリップ・メランヒトン著 ルター研究所訳
リトン
JELC宗教改革500年推奨図書
『キリスト者の自由』を読む
ルター研究所編著
リトン
JELC宗教改革500年推奨図書
Lutheran Hour
ルターが指し示し、またそこに立ち続けた『聖書』について
その解説とメッセージ
Gallery
全国各地にルターのイラスト入りバナーが掲げられています。
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マルティン・ルター
宗教改革500年
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